人間である以上、「洋服」を着ない日はありませんよね?当たり前のように着ているからこそ、洋服に対して特に疑問に思う人は少ないと思います。
実際私も服を着るのが当たり前なので、今までは何とも思っていませんでした。ただ、ある日テレビで原始時代の番組を見ていたときのことです。
「原始人も服を着てるんだ~」
「あれ?洋服(ファッション)っていつから存在するの?」
と、いきなり洋服やファッションの起源が気になって仕方がなくなりました!このページでは、洋服やファッションの起源、洋服にまつわるトリビアをご紹介していきます◎
洋服に関する知識が増えるので、おしゃれ好きな方はぜひ読んでみてくださいね♪
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洋服の歴史
ファッションに興味ある方ならば、好きな「ブランド」の歴史なら知っている方はいるかもしれません。しかし、洋服そのものの歴史って意外と知らなくないですか?
洋服の発祥は「古代ヨーロッパ」
洋服の最初は「古代ヨーロッパ」から始まったと言われており、今と同じように布をベースにした衣服を着ていました。※諸説あり
ゲルマン民族の衣服が元であるとされているのですが、なぜゲルマン民族が衣服を着用しだしたのかというと、それは「寒さ」と「動きやすさ」にあります。
命を絶やさないために寒さをしのぎ、馬にまたがりやすくするために体のラインに沿った何かを着たいというゲルマン民族の思いから、洋服文化が発展していったと言われています。
日本で洋服が積極的に発展したのは明治時代
一方、日本の洋服文化はいつから発展したのでしょう?
日本はヨーロッパとは気候が違い、温かく多湿で農耕民族として栄えていました。そのため、着物のような和服を基本としていたのです。
そんな日本は「洋服」を取り入れたのは、明治時代。明治5年に「礼服には洋服を採用する」というお達しが発布されたのがきっかけでした。
明治5年となると、まだ200年も経っていないんですね・・・。
ファッションの起源
洋服の歴史を紹介してきましたが、一方「ファッション」はどのようにして生まれたのでしょうか?
「なぜ人は何かを着るようになったのか?」
ファッションの起源は、大きく分けて以下の2つであるとされています。
②生殖活動
①環境変化による必要性
ファッションが生まれた起源と言われているのは、「環境変化による必要性」です。
火山が噴火したことが原因で気温が寒くなり、その寒さから身を守るために肌に何かを着るようになりました。
時代でいうと紀元前7万年前~7万5000年前くらいになります。また、このときは気候の変動により、多くの害虫が発生したとも言われています。
その害虫から身を守るために、肌に何かを着始めたという説もあります。
②生殖活動
気候変化や害虫から身を守るだけでいいのであれば、特別におしゃれにする必要はありません。それなのにも関わらず、なぜ今のようにおしゃれへと進化したのでしょうか?
その理由は、「生殖活動」、「求愛行動」にあるのではないかとされています。
つまり、異性からモテたいからファッションに磨きをかけるのです。人間は他の動物のように、求愛時に肌の色を変化させたり、毛の色を変えたり等、個性を出せません。
個性を出すため、ライバルと差をつけるために「ファッション」が生まれた可能性は非常に高いのです。
ファッションのトリビア~信じるか信じないかはあなた次第~
ここでは、ファッションのトリビアに関していくつかご紹介いたします!
信じるか信じないかはあなた次第ですが、ファッションに関する知識が増えることには間違いないので、ぜひ友達や家族に話してみてくださいね♪
なぜジーンズは青いの?
ジーンズが青い理由の1つとして囁かれているのが、「害虫や蛇を遠ざける」から!
他にも、鉱山で働く主人のために奥さんがジーンズを作ったのですが、奥さんの優しい心からジーンズの色が青になったなんて言われたりもしてます◎
競合企業と色を差別化するために、青にしたという噂も!どの理由を信じるかは、あなた次第です!
ジーンズのミニポケットの意味は?
ジーンズの右前にあるポケットの上に「小さなポケット」があるのを知ってましたか?意外とこのミニポケットのことは特に気にしていない人が多いのです!
実はこのミニポケットにもちゃんと意味があります、
このミニポケットは、昔「ウォッチポケット」と呼ばれていました!腕時計が流行する前は、懐中時計が主流で、その懐中時計を入れるために作られたポケットなのです◎
最初にこのミニポケットをつけてのはリーバイスで、今は「コインポケット」と呼ばれています。
トートバッグの由来は?
トートバッグの由来ですが、元々はキャンプ用品として生まれました。トートには「運ぶ」という意味があり、キャンプ時に氷や水を運ぶために作られたのです◎
トートバッグって意外と丈夫だなと感じたことはありませんか?何かを運ぶために作られたから、あんなに丈夫なんですよ♪
セーターの本当の目的とは?
寒さしのぎの防寒具として、よく着用されるセーターですが、元々は防寒目的として作られたわけではないって知ってましたか?
元々はアメフト選手のための「発汗スーツ」として作られたのです!セーターの毛は保温性だけでなく、汗を吸う効果もかなりあります。
汗をかいてもしっかり吸ってくれるので、アメフトの選手たちは愛用してたんですね◎
指輪をつける意味
婚約指輪、結婚指輪、カップルリング、ピンキーリングなど、指輪には色々な意味やつける場所が存在します。
ここでの指輪に関するトリビアは、指輪をつける指による意味です!
左手の小指 | ・チャンスを呼び込む
・変化とチャンスの象徴 ・恋の運気を上げる |
左手の薬指 | ・愛や絆を深める
・願い事を叶える |
左手の中指 | ・協調性を高める
・判断力を上げる ・人間関係を良くする |
左手の人差し指 | ・精神力の向上
・積極さが増す ・進めべき道を示す |
左手の親指 | ・信念を貫く
・目的の実現 ・困難に立ち向かう |
右手の小指 | ・魅力UP
・自分らしさの発揮 ・お守り |
右手の薬指 | ・心を安定させる
・恋を叶える ・創造力UP |
右手の中指 | ・邪気を寄せ付けない
・行動力、迅速さUP ・意思を強くする |
右手の人差し指 | ・集中力UP
・リーダーシップの発揮 ・意思を強くする |
右手の親指 | ・指導力を上げる
・威厳を高める ・勇気をもたらす |
なぜ男女でボタンの位置がちがうのか
男性用と女性用の服を見てみると、「ボタンの位置が違う」ことにお気づきですか?
男性用と女性用の服でボタンの位置が違う理由は、昔のヨーロッパの衣装です。昔の女性服は派手なうえに着用するのが難しく、服を着るために使用人に気つけさせるのが主流でした。
着付けしやすくするために女性用の服のボタンの位置は、男性と違うようにした説が濃厚です!
流行色の決め方
みなさんは「流行色」を意識していますか?ファッション業界では、その年の流行色を決めるのですが、どのように決まるのでしょうか…。
実は流行色は「国際流行色委員会」が決めているのです。毎年2年先の流行色を決めているのだとか!
ちなみにこの国際流行色委員会は、1963年に日本とフランス、スイスが主導となり発足されました!日本が入ってるなんてびっくりですよね!
でも、1963年以前には、流行色というものが存在したのでしょうか?流行は決めるものではなく、自然と作られていくもの、発生するものだと思ってたので、なんだか不思議な気分です。。
ファッションとアパレルの違いって?
「ファッション」と「アパレル」。
正直、私は同じ意味だと思っていました。実際に調べてみると似てはいるのですが、違いがはっきりとしていました。
意味の違いは、以下の通りです。
ファッション | 言葉の由来は英語。衣類の他にも、ヘアスタイルやメイク、アクセサリーなど身に着けるもの全体のこと。 |
アパレル | 言葉の由来はフランス語。布から作った既製服のことをアパレルという。どちらかというとビジネスの意味合いが強い(アパレル業界など) |
ファッションは自分を表現する1つの方法
ファッションの起源や歴史、トリビアに関して紹介してきましたが、いかがでしたか?
ファッションには様々な歴史的背景がありましたが、今やファッションは「自分を表現する1つの方法」です。
流行や周りに流されるのではなく、自分が着たいものを着るのが1番いいのではないでしょうか!自分を抑えず、自分がしたいファッションを楽しみましょう◎